TONALITE レビュー|ワイヤレスはテクノロジーの力で有線イヤホンの夢を見れるのか

こんにちは、ロバ耳です。イヤホンやヘッドホンのレビュー記事を書いてます。
日本のオーディオメーカーfinalの新フラッグシップモデル「TONALITE」を聴いてみました。

2025年の年末になって鳴り物入りで登場した「TONALITE」。「DTAS」というパーソナライズ機能が大きな話題になって音質最強ということでネットで話題になっています。

“世界初のパーソナライズ技術「DTAS」を採用。アプリで身体をスキャンし、個人の身体形状に合わせた音を作成することで、超高音質な再生音をダイレクトに体感することが可能になりました。” (final社ホームページより)

自分の予算からするととても高価なもの(笑)なのですぐに購入出来るものではないのですが、なんとお試し用にレンタル1週間たったの1,000円!いいじゃないですか!!

https://www.rentio.jp/products/tonalite-test

ということで実機をじっくり聞けることとなりました。

特徴、機能

Grokにまとめてもらいました。ちょうど同じ時期に出たビクターの「WOOD master」と比較してみます。AIもよく間違えるのでミスがあってもAIを責めないでください。

自分はある程度のノイキャンが付いてて音が気に入ればそれでいいので機能的にはどっちもすごいと思います。
AIがそれぞれに一言比較コメント入れてくれてるのでレビューなんかいらないんじゃないとか言わないように(汗)

真面目な話AIってネットにある情報をまとめてるだけなので、ネットにより多くの情報を上げるのはAIのためにもなるんですよ。みなさんもどんどん感想をアップしていきましょう!

final TONALITE レビュー

目玉である「DTAS」の結果を適用した「Personalized」と適用していない「General」の二つのモードがあります。レビューは「Personalized」およびノイズキャンセンリングはオンが中心となります。あとファームウェアは更新が入ってVer.2.3.7です。LDAC(デフォルト設定)で接続しています。イコライザーはオフです。
平日一日通勤含めていろんなシーンで聴き込んでみました。

音の特徴

まとめると、finalらしい音の傾向です。とか言いながら自分では他の機種を所用しているわけではないのですが。ヘッドホンを探している時に試聴を何回かしています。その時の印象の延長線です。
いろんなのを聴いてみて思うのはオーディオ専業メーカーは専任の音質担当の方がいらっしゃると思います。目指す音が決まっているんだろうなと思います。

高音、中音、低音

やさしい感じ。楽器はそれぞれ聞き分けられるのである程度は分離してます。
高音もちゃんと出てて見通しが悪くはありません。ピリピリッとして欲しいときにそれは感じず。
ボーカルもちゃんとしてますがやさしく。
ベースの動きはちゃんと聞こえてくるがそんなに存在感はなく、
ドラム(バスやタム)の音もおとなしい。サブベース成分もあるけど目立たない。
サブベースがブンブン唸る音楽は全く合いません。
音が重なり合った時に少し団子になりがちかな。
音一つ一つの解像度が良いわけではないので音のリアリティは薄い。弦のタッチが見えるとかは無いですね。
リアリティありすぎると聞き疲れするので長時間聴くのには向いていると思います。満遍ない音が出ているし。スマホのボリューム位置は40%くらいなのでまだ余裕があります。

音場、定位

※超個人的見解

左右

上下

奥行き

150度

30度

0.5m

自分の感じ方を数値で勝手に表してます。厳密さを求めないでください。割と自分的に好き嫌いが別れるところなので数値で表してみようかと(笑)

定位は音のキャラクターがやさしいというのでわかるよう問題ないけどシャープにビシッとした感じではないです。

「General」を比較してみる

 「General」を比較してみると、ボーカルと楽器のボリュームのメリハリの付け方が減るけど音のクリアさはこっちのが良いかも。一つ一つの楽器が聞こえやすくてこっちが好きな人もいる気もします。低音も明確に聞こえてきて目立つようになります。「General」のほうが普通のイヤホンの音っぽい。また、音場は左右が120度、上下が10度、奥行き0mくらいに狭くなります。
Personalized」が空間オーディオ的な位置付け?音に少しエコー(付帯音)が掛かった感じで拡がりを感じます。

接続性(と、少し不具合?)

電車走行中や混雑駅で少しグジグジしたくらいで接続が切れるまではなかったです。概ね良好でふつうのLDACって感じです。
ただ、移動する度にボーカルなど含めて定位が左にズレた感じ、右がぼんやりする感じになりました。
「General」に切り替えても治らず、「Bluetooth Codec Changer」というアプリでで品質を「best effort」にあらためて設定し直してみたら治りました。
切れまではしないけど接続性の不安定さがありそうです。将来のファームウェアアップで治るといいのですが…

ノイズキャンセリング

中低音には効いていて音楽を楽しむには自分には十分です。ただ車内アナウンスや人の声は割合聞こえてきます。

装着感、イヤピースなど

フィンもあるしイヤピースのサイズを合わせれば重量バランスがいいのか重さは感じませんししっかり装着されます。
イヤピースは他の機種だと一番大きいの使ってますが、これは上から2番目でした。硬めのフォームタイプなので一番大きいのだと耳が辛い感じ。
硬めなので歩いたりご飯を咀嚼するとすると少し浮いてくる。浮くと音に影響はもちろんあります。
個人的には柔らかいのが好きなので窒息感はすこしあります。

「DTAS」について

「DTAS」の画面です。「My Profile」のとこが設定済みの表示になってます。設定前はここから入っていくことで計測のほうに進みます。計測済みのデータを消去するには右側の点3つをタップすると削除が可能です。レンタル時には前のデータが残っていましたので削除からはじめました。
「DTAS」の計測後、設定終盤で好みの音質傾向を選択する「音色係数」と呼ばれるものを3択から選ぶフェーズが2回あります。簡易的なイコライザーみたいなものですかね。本来の音まで影響するものではないですね。都度データ転送に5分掛かるのが地味にうざいですが。

30分程度は掛かるのでもう一回やり直したくはないです(笑)

操作性について

音質中心の確認となったので今回はアプリの設定画面の載せることで割愛したいと思います。

まとめ

音質のキャラクターがやさしめの感じで自分の好きな感じじゃなかったので物欲に繋がらなくてホッとしてます(笑)
でもこういう感じが好きな方もいらっしゃると思うのでぜひ試聴を。TONALITEじゃなくてもfinal製品を聴いてみると音の傾向はわかると思います。

「有線を超えた」かと言うと有線をほぼ知らないのでなんともですが、有線がこの程度であるなら有線沼に足を踏み入れることはないので安心してます。
有線はアンプ(DAC)次第だと思うのでより奥は深いと思いますが。

オーディオはよくありますが出口(スピーカー」がいくら良くてもアンプがしっかり鳴らせないとなんの意味もありません。ワイヤレスは小さなイヤホンの中にDAC(やDSP)などアンプ相当部分を詰め込むのでそこが腕の見せ所だと思います。
奇抜な素材や口径、マルチ配置などいろいろスピーカー時代からアピール材料として使われてきましてはいますが。

そう意味ではDSPをフル活用して音質を追求しようとするTONALITEは面白い存在だと思います。今後もよりよい製品が各メーカーから出てくるといいですね。

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